ホットクックで "ひと鍋パスタ" を作る材料比率

概要

自動調理鍋・ホットクックを利用してパスタを作ることにハマっている。特に、パスタは別茹でせず、同じ鍋でソースと麺の調理が同時に完了するスタイル「ひと鍋パスタ」を研究したので、メモを残しておく。

このレシピ(というか比率)を覚えておけば、具が変わっても応用が効くので便利。

結論

一人分(乾麺重量80g)を作るときは次の配合を目指せばいい。

  • 「具材+水」を360g、パスタを80g、計440g
  • 味付けは塩、全材料の重量比0.6% すなわち 約2.6g
  • 好みでオリーブオイルたらり
  • もし麺が固かった場合は50gほど水を足して追加加熱3分
  • 自動調理「ナポリタン風パスタ」で調理。要混ぜわざユニット。 

補足

「具材+水」の部分が難しい。当然ながら具材の水分量は変動する。半量程度(つまり180g)を具材とすれば間違いない。しかし多少固かったとて追加加熱すればいいだけ。おおらかに構えていただきたい(自戒を込めて)。

経緯

ホットクック界隈において、パスタのレシピは多々存在する。とりわけ水分量を調整し別茹でを省略することができる「ひと鍋パスタ」の既存レシピはとてもありがたいし、世話になった。

しかし、それらはどれも個別レシピであり、書き留め記憶するのがしんどい。

そこで今回私はひと鍋パスタのメタ化を図った次第。

書評:朽木誠一郎『健康を食い物にするメディアたち』

書名

朽木誠一郎『健康を食い物にするメディアたち ネット時代の医療情報との付き合い方』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2018

評価 

★★★☆☆

言われてみればたしかに、な内容。

本書により提唱される内容は私にとっては目新しくない(なんとなくやっていた)が、それを一般へ広める功績は評価すべきと思うい。

動機・読む経緯

同著者『医療記者のダイエット』が秀逸だったので読んでみる。彼の本分は本著作のほう。

内容

WELQ問題を発端として、真に健康に役立つ情報でなく経済的合理性(カネになるかどうか)が優先された記事が氾濫した状況にどう対応するかを述べている。

医者だからといって無条件に崇め奉ることができない現実を指摘し、我々が見る目を養い防衛するしかないことを憂う。そして具体的対応方法として「ネットの情報を鵜呑みにするな」からもう一歩踏み込んだ「5W2H」の確認を提唱する。 

所感

ソースに対する「5W2H」の確認、これは一般市民にもできる有用な対策と思う。

医療とメディアという二足のわらじ?を履く著者だからこそ書けた内容(著者自身も言っている)。2つの分野に専攻を持つことの有用性が現れた例としても面白いと思う。